SFAツール比較15選!【2025年最新版】

SFAツール比較15選!【2025年最新版】

SFAツール比較15選!【2025年最新版】

デジタル時代の営業戦略に欠かせないSFA(営業支援システム)ですが、多くの企業で導入が進む中、自社に最適なツールを選ぶのは容易ではありません。市場には数多くのツールが存在し、選択に悩むケースも多いのではないでしょうか。

本記事では、本格的なSFAツールから、企業データ収集システム、販促品の作成に絞ったツールなど、機能や特徴が異なる15のツールを紹介しています。各ツールの強みや導入のメリットを解説しますので、最適なツール選びのガイドとしてください。

 
 
 

SFAツールおすすめ15選を比較!人気サービス紹介

SFAツールの選び方には、必要機能が搭載されているか、コストと予算のバランス、外部サービスとの連携性など押さえておきたいポイントがあります。SFAツールの選定は自社の特性や課題に合わせて慎重に行うことが重要です。また、総合的なSFAツールの導入よりも特化型の営業支援ツールの導入により自社の課題を解決できるケースもあります。

ここから多様な支援ツールを紹介しますので、複数のツールを比較検討してください。また、無料版・トライアルを提供しているツールはぜひ活用して、実際に利便性の高さを確かめることをおすすめします。

 

ジョブマネ

ジョブマネ
主な機能 顧客管理、商談管理、ワークフロー、スケジュール管理、経費精算、プロジェクト単位の利益率管理、資料共有
対応従業員規模 個人事業主〜30名程度の中小ベンチャー企業
初期費用 0円
月額利用料 グループウェアプラン:1,000円〜 ビジネスプラン:1人あたり3,000円/月
無料プラン なし
無料トライアル 30日間、全機能を利用可能
提供形態 クラウド型
連携可能なサービス グループウェア、営業支援システム(SFA)、顧客管理システム(CRM)、基幹システム(ERP)
サポート体制 オンラインチャット、電話・オンライン会議でのサポートも可能
運営会社 ジョブマネ株式会社

 

ジョブマネは、中小企業向けのクラウド型業務管理ツールです。少人数のチームでも導入しやすい、シンプルな操作性と料金体系が特徴で、社員のスケジュール管理や経費精算、ワークフローなど、企業の業務に必要な機能を網羅しています。

月額1,000円から利用でき、タスク管理、スケジュール管理、ファイル共有など、業務に必要な機能を備えたオールインワン型。大企業向けの多機能ツールと比べるとコンパクトで、必要な機能に絞って利用できます。また、グループウェアやSFA、CRMシステムとの連携が可能であるためカスタマイズ性が高く、業務に合わせて自由に設定可能です。

シンプルな操作性と手頃な価格設定であり、30日間の無料トライアルでは全機能を無料で利用できます。操作性の軽いSFAツールやメインの機能に絞ってSFAツールを導入したい企業に最適です。

スマート顧客台帳

スマート顧客台帳
主な機能 顧客情報の一元管理、名刺情報、商談履歴、タスク設定、顧客検索・絞り込み機能、レポート機能
対応従業員規模 幅広い企業規模に対応
初期費用 0円
月額利用料 0円から
無料プラン あり(基本的な顧客情報の登録や管理機能が利用可能)
無料トライアル 記載なし(お問い合わせください)
提供形態 クラウド型
連携可能なサービス Salesforce、kintone、Zoom、LINE
サポート体制 メールサポート、チャットサポート、カスタマーサクセス担当に相談可能
運営会社 シャノン株式会社

 

シャノン株式会社が提供するスマート顧客台帳は、無料から利用できる顧客台帳サービスです。Excelやスプレッドシートなど、異なる規格・ファイルで保存している各種顧客データを一元的に管理し、顧客データをシンプルに統合します。

顧客名、住所、電話番号、メールアドレス、過去の購入履歴、商談履歴など、さまざまな情報を一カ所に集約。顧客リストを自由に作成・編集でき、顧客の属性や行動履歴に基づいたセグメンテーションが可能です。商談の進捗状況を可視化し、担当者間で情報を共有できます。顧客へのフォローアップや、次回のアクションなどをタスクとして登録し、期限を設定可能です。顧客検索や絞り込み機能により、必要な顧客情報を迅速に探し出せます。スマート顧客台帳は操作が簡単で使いやすく、レポート機能による営業・経営戦略の立案も支援します。

0円から利用できるプランもあり、ユーザーのニーズに応じてMAの機能を有する有料の上位プランも提供。受電代行や失注立ち上げ代行、有人チャット代行などオプションプランも多数提供されており、過去の取引データを見直したい企業や営業支援を受けたい企業に最適です。

BIZMAPS

BIZMAPS
主な機能 企業データベース、オリジナルタグ検索機能、営業ターゲットリスト作成、企業リサーチ、キーマン(決裁者)検索機能、営業戦略立案、顧客分析機能、顧客データ管理
対応従業員規模 幅広い企業規模に対応
初期費用 0円
月額利用料 無料プラン:0円 定額プラン1000:4,980円/月(12ヶ月契約の場合) 定額プラン5000:24,900円/月(12ヶ月契約の場合)
無料プラン あり(月100件まで企業情報ダウンロード可能)
無料トライアル 無料プランあり
提供形態 クラウド型
連携可能なサービス Salesforce、HubSpot、Marketo、Pardot、EloquaをはじめとするSFA・MAツール
サポート体制 無料サポート、データベースの継続的な鮮度維持
運営会社 株式会社アイドマ・ホールディングス

 

BIZMAPSは国内最大級の企業検索サービスで、170万社以上の企業情報を含む大規模なデータベースを提供しています。約3,200人のリサーチャーによるデータ更新が実施され、首都圏は3ヶ月に1度、その他の地域は1年ごとに情報を更新。

リサーチャーが日々企業データをクリーニングし、官報データや新設法人情報は毎月反映しています。独自の営業目線で作られたオリジナルタグ検索機能やキーマン検索機能があり、質の高いリスト作成が可能です。無料プランでも月100件の企業情報ダウンロードが可能で、高い連携性によりSalesforceやHubSpotなどのSFAツール、MarketoやPardotなどのMAツールとスムーズに連携します。

また、「リストプラス」というサービスにより既存のハウスリストとの照合が可能で、会社移転、電話番号変更、解散、合併などの属性変更に対応。新規営業先の開拓や既存顧客のフォローアップ、営業活動の成果分析に最適です。

Handbook X

Handbook X
主な機能 商談支援、ブックへの情報集約、 写真、動画、PDF、Webサイトなど多様なコンテンツ管理 オフライン利用可能、デジタルサイネージ、マップビュー機能、試験・アンケート作成機能
対応従業員規模 小規模事業者から大企業まで幅広く対応
初期費用 0円
月額利用料 フリープラン:0円 パーソナルプラン: 500円〜1,500円 ワークグループプラン:3,000円〜15,800円
無料プラン あり(3ユーザー、3ブックまで利用可能)
無料トライアル あり(30日間)
提供形態 クラウド型
連携可能なサービス Box、YouTube、Webサイト、Google ドライブ
サポート体制 問い合わせフォーム、電話など
運営会社 アステリア株式会社

 

Handbook Xは、商談に必要な販促コンテンツの登録から閲覧、共有までをワンストップで管理できるツールです。

PDFや写真、動画、Webサイトなどさまざまな形式のコンテンツを「ブック」にまとめて整理でき、編集・共有可能です。YouTube動画をURLベースで登録し、アプリ内で視聴できます。iOS、iPadOS、macOS、Androidに対応しており、Windows版も提供予定。また、「コンテンツ収集機能」により、パソコンの指定フォルダーのコンテンツを自動的にHandbook Xに追加・更新・削除が可能です。

ローカルファイルとの連携もスムーズで、データ容量1GBのフリープランから、5GB〜10GBまで使えるパーソナルプラン、30GBまで利用できるワークグループプランなど、営業方針に合わせて幅広く選択できます。商談・販促コンテンツの強化を図りたい企業に最適です。

ナレッジワーク

ナレッジワーク
主な機能 営業資料・ノウハウの共有、営業向け学習プログラム提供、学習コースの受講管理、営業進捗管理、営業分析
対応従業員規模 小規模事業者から大企業、成長企業まで幅広く対応
初期費用 0円
月額利用料 基本プラン:ナレッジ領域、セールスイネーブルメント導入支援(詳細は要・お見積もり) ※オプションプランあり
無料プラン 記載なし
無料トライアル 記載なし(お問い合わせください)
提供形態 クラウド型
連携可能なサービス Salesforce、SlackやMicrosoft Teams、Google DriveやDropbox、AsanaやTrello
サポート体制 メール、チャット、電話、専門性の高いコンサルタントによる伴走支援
運営会社 株式会社ナレッジワーク

 

ナレッジワークは、営業力強化と生産性向上を目的としたツールです。営業資料や動画、営業ノウハウの集中管理や営業向け学習プログラムをはじめ、営業資料の利用状況分析、データに基づいたPDCAサイクルの支援など、営業担当の育成に特化したサービスを提供。

小規模事業者から大企業まで、数千人〜数万人規模の導入実績があるセールスイネーブルメントツールです。システムはUI・UXに優れ、プロジェクト管理機能はアジャイル開発にも対応。使いやすいタスク管理機能から分析ツールに加えて、スプリントサイクルをパイプライン化し、3つのフェーズ(要件定義・デザイン、実装、QA・リリース)の同時進行が可能です。

専門性の高いコンサルタントによる伴走支援も提供し、プロジェクトの効率的な管理と生産性の向上など、営業フェーズの管理機能を検討している企業に最適です。

Smartsheet

Smartsheet
主な機能 プロジェクト管理、タスク管理、ガントチャート作成、ダッシュボード、自動化、AIによるデータ分析、コラボレーション機能
対応従業員規模 小規模事業者から大企業まで幅広く対応
初期費用 0円
月額利用料 プロプラン:784円/ユーザー ビジネスプラン:2,768円/ユーザー エンタープライズプラン:要問い合わせ
無料プラン あり(機能制限あり、最大2シート、2人までの編集者)
無料トライアル 30日間のビジネスプラン無料トライアルあり
提供形態 クラウド型
連携可能なサービス Google Workspace、Microsoft Office 365、Salesforce、Slackなど
サポート体制 記載なし(要・お問い合わせ)
運営会社 Smartsheet Inc.(米国企業)

 

Smartsheetはプロジェクト管理や業務の効率化に特化したクラウド型プラットフォームです。柔軟なシート構造、多様なビュー、カスタマイズ可能なダッシュボード、ガントチャート、自動ワークフロー、AIを活用したデータ分析など、幅広い機能を提供しています。

ダッシュボード機能でプロジェクトの進捗をリアルタイムで確認でき、複数のビュー(ガント、グリッド、カード、カレンダー)でデータを表示。ドラッグ&ドロップでタスクの順序変更や期限調整が可能です。数式や条件分岐、複雑なロジックまで直感的なインターフェースで使いこなせます。ワークフロー機能を使ってルーチンワークを自動化でき、タスクのステータスが変更されたタイミングで関連メンバーに通知を送るといった設定も可能です。初期費用がかからず無料プランやトライアルも利用可能。Excelに似たインターフェースで直感的に操作できるため、使いやすいプロジェクト管理を導入したい企業に最適です。

また、情報共有やプロセスの可視化、AIやコネクタを活用した機能拡張、他のサービスとの連携によるデータ統合など、多彩な機能を提供しています。

nocoセールス

nocoセールス
主な機能 営業資料の共有、PDFファイルのオンライン閲覧化、閲覧状況分析、チャット機能、資料からの直接問い合わせ、コンテンツ管理、アクション管理、顧客セグメンテーション、セールスレコメンデーション
対応従業員規模 個人事業主から大企業まで幅広く対応
初期費用 スタンダードプランのみ、150,000円
月額利用料 無料プラン:0円 エントリープラン:15,000円/月 スタンダードプラン:30,000円/月 プレミアムプラン:150,000円/月
無料プラン あり(1ユーザー枠、連絡先・資料・資料サイト作成数無制限)
無料トライアル 15日間のプレミアムプラン無料体験あり
提供形態 クラウド型
連携可能なサービス 日程調整ツール
サポート体制 メール、チャットなどでサポート対応
運営会社 株式会社アイドマ・ホールディングス

 

nocoセールスは、PDFファイルだけでオンライン集客・接客・顧客管理を可能にする営業支援ツールです。

営業資料や製品カタログ、ホワイトペーパーなど、PDFファイルのアップロードだけで顧客とURLによる資料共有が可能。リアルタイムで資料の閲覧状況や行動履歴を確認でき、資料上からリアルタイムでチャットによるやり取りが行えます。また、資料上にポップアップバナーでイベント・キャンペーンの情報を表示できるため、顧客獲得を効率化。詳細なデータで分析で関心度を可視化し、顧客の属性や行動履歴に基づいて顧客のセグメント分析を実施。

顧客情報の細分化により、パーソナライズされた営業活動につなげます。PDFファイルを活用したオンライン営業活動や、営業資料の活用拡大、顧客の反応の可視化、ファストセールスの拡大を求める企業に最適なツールです。

Sales Doc

Sales Doc
主な機能 資料管理と共有、資料閲覧分析、資料からの直接問い合わせ、自動アポ打診のポップアップ、チャット機能、動画トラッキング、ナレッジ共有、ダッシュボード機能
対応従業員規模 小規模事業者から大企業まで幅広く対応
初期費用 100,000円
月額利用料 ライトプラン:30,000円 スタンダードプラン:60,000円 プレミアムプラン:90,000円
無料プラン なし
無料トライアル 記載なし(お問い合わせください)
提供形態 クラウド型
連携可能なサービス Salesforce、日程調整ツール、Slack
サポート体制 メール、チャットなどでサポート対応
運営会社 株式会社アイドマ・ホールディングス

 

Sales Docは、営業資料の管理や顧客の閲覧状況分析に特化したセールスイネーブルメントツールです。2019年8月にリリースされ、現在は株式会社アイドマ・ホールディングスが運営。500社以上の企業に導入されています。

資料を閲覧している顧客に自動でアポ打診のポップアップが表示され、資料内に問い合わせボタンを設置できるため、顧客からの質問や問い合わせにもスムーズに対応できます。興味を持った顧客とは自動で商談をセットできるため効率的なアプローチが可能です。PDF、Word、Excelなど、さまざまな形式の営業資料を簡単に共有でき、資料閲覧の可視化、自動アポ取得機能、ナレッジ共有など豊富な機能を提供。顧客がどのページをいつ閲覧したか、どの動画を視聴したかなど、閲覧状況を詳細に分析できます。

営業資料を多く活用している企業や、顧客の反応を可視化して営業スピードを推進したい企業、営業資料の効果分析や商談機会の創出につなげたい企業に最適です。

楽楽販売

楽楽販売
主な機能 見積もり作成、受注管理、請求書発行、売上管理、顧客管理、在庫管理、発注管理、仕入管理、会計連携
対応従業員規模 個人事業主から大企業まで幅広く対応
初期費用 スタンダードプラン:150,000円(税抜) プロプラン:250,000円(税抜) エンタープライズプラン:250,000円(税抜)
月額利用料 スタンダードプラン:70,000円〜/月(税抜) プロプラン:300,000円〜/月(税抜) エンタープライズプラン:別途相談
無料プラン なし
無料トライアル 14日間
提供形態 クラウド型
連携可能なサービス 楽楽精算、楽楽明細など株式会社ラクス製品 会計ソフト(freee、弥生会計など)、銀行口座、ECサイトなど
サポート体制 24時間365日の監視体制、電話、メール、FAQなど
運営会社 株式会社ラクス

 

楽楽販売は、複雑な金額計算や請求・売上計上を自動化し、販売管理の手間を解消するクラウド型の販売管理システムです。ノーコードでのカスタマイズ機能によりマウス操作だけで自社の業務フローに合わせたシステムを構築できます。

また、複雑な金額計算や、見積もり作成から受注、請求、入金管理まで、販売に関わる一連の業務を効率化。14日間の無料トライアルでは受発注管理や請求管理、帳票発行の自動化を含め、基本的な販売管理システムの全機能を利用可能です。トライアル終了後も自動的な課金はありません。連携性も高いため、楽楽精算、楽楽明細など株式会社ラクス製品と連携することで、請求書の発行・送付作業を自動化します。

使いやすくカスタマイズ性の高いツールを求める企業、請求書や納品書などの帳票データの作成から発送までを一元的に管理したい企業に最適です。

ネクストSFA

ネクストSFA
主な機能 MA機能、SFA機能、データ分析、CRM機能、営業報告作成、案件管理、受注管理、行動管理、スケジュール管理、レポート作成、セールスマップ機能
対応従業員規模 小規模事業者から大企業まで幅広く対応
初期費用 0円
月額利用料 基本料金:50,000円/月(10ユーザーまで含む) 追加ユーザー:5,000円/月/人(11人目以降) ※MA機能は月額30,000円で追加可能
無料プラン なし
無料トライアル あり(2週間)
提供形態 クラウド型
連携可能なサービス 会計ソフト、メール配信ツールなど
サポート体制 電話、メール、FAQなど
運営会社 株式会社ジオコード

 

ネクストSFAは、直観的な操作性とSFA、MA、CRM機能が統合されたクラウドサービスです。見込み顧客の獲得から育成、商談管理、顧客管理までをカバーするシステムで、継続率98.7%の高い顧客満足度を誇ります。

使いやすさとカスタマイズ性に優れており、顧客を属性や行動パターンに基づいセグメント化。トラッキング情報を基に、見込み顧客ごとにスコア(興味度合い)を設定可能です。オプション機能のマーケティングオートメーション機能では、見込み客(リード)の行動に基づいたメールマーケティングやリードナーチャリングなどの作業を自動化。メールの開封状況やURLクリックなどに応じて配信を設定でき、配信メールの開封やURLクリック、サイト内の行動履歴などを収集・分析します。

MA機能の利用には追加料金が必要ですが、マーケティングから営業、顧客管理まで統合的なシステムを利用でき、月額基本料金も安価な点が大きな特徴です。

UPWARD

UPWARD
主な機能 顧客管理、営業ルートの最適化、報告書作成の自動化、音声入力、オート電話記録、ダッシュボード作成/閲覧、地図作成/設定、訪問スケジュール作成
対応従業員規模 小規模事業者から大企業まで幅広く対応
初期費用 100,000円
月額利用料 【Salesforce、Microsoft Dynamics 365との連携で利用可能なプラン】 STARTER:1,800円/ユーザー ESSENTIAL:3,800円/ユーザー 【CRM未導入の企業向け、オールインワンプラン】 ESSENTIAL:3,800円/ユーザー STANDARD:7,800円/ユーザー ※別途、管理者ライセンス費用が必要 【フルスペックプラン】 ENTERPRISE:12,800円/ユーザー
無料プラン なし
無料トライアル あり(最大90日間)
提供形態 クラウド型
連携可能なサービス Salesforce、Sansan、Googleカレンダー、Microsoft Dynamics 365、Dropbox、Zapier、Slack、ChatWork、LINE、会計freeeなど
サポート体制 電話、メール、FAQなど
運営会社 UPWARD株式会社

 

テクノロジー企業UPWARD株式会社が提供するUPWARDはフィールドワーカー向けに設計されたCRMシステムです。

位置情報を活用した効率的な営業ルート、訪問記録の自動記録、スマホアプリのUIUXなどが特徴で、ゼンリンの「ゼンリン住宅地図」「ブルーマップ」とも連携。表札情報や地番情報も確認できるなど、営業活動の効率化や出先業務を大幅に改善する機能が充実しています。また、他のサービスとの連携性が高く、SalesforceやMicrosoft Dynamicsをはじめ、Sansan、Marketo、Zoom、Googleカレンダー、Microsoft Dynamics 365などと連携し、顧客情報の一元管理、活動報告の自動化など、業務の効率化をサポートします。

UPWARDは大手企業を中心に400社以上が導入し、契約更新率は約99%を達成。外回り営業に特化したツールを求める企業に最適です。

アクションコックピット

アクションコックピット
主な機能 顧客情報管理、リード管理、スケジュール管理、商談管理、売上管理、請求書・見積書作成、ルート計画、タイムラインによるコミュニケーション機能、ダッシュボード、案件管理、日報管理、名刺管理
対応従業員規模 小規模事業者から大企業まで幅広く対応
初期費用 10,000円/ユーザー(100名以上は要問い合わせ)
月額利用料 BASIC版:2,000円/ユーザー 案件Premium版:3,000円/ユーザー
無料プラン 記載なし(お問い合わせください)
無料トライアル あり
提供形態 クラウド型
連携可能なサービス CAMCARD BUSINESS、Amazon Web Services (AWS)、Microsoft Azure
サポート体制 電話、メール、FAQ、マニュアルなど
運営会社 株式会社ビジネスラボ

 

アクションコックピットはCRM機能を兼ね備えたクラウド型SFAシステムです。

基本的な営業支援機能に加え、モバイル機能が標準で付帯。スマートフォンアプリでは、地図上のピンをタップして画面をスワイプするだけで商談情報を生成できるなど、商談管理や顧客管理も簡単です。顧客の場所やスケジュールに基づいて効率的な営業ルートを作成し、訪問記録や商談記録を自動で記録します。直感的な操作性と、利用シーンや目的を考慮した設計が特徴で、CAMCARD BUSINESS(クラウド名刺管理サービス)やAmazon Web Services (AWS)、Microsoft Azureなど各種システムと連携。

名刺管理や顧客情報の統合、クラウドベースのシステム拡張が可能で、効率的な営業設計をサポートします。コストパフォーマンスを考慮したSFA/CRM機能を求める企業に最適です。

e-セールスマネージャーRemix

e-セールスマネージャーRemix
主な機能 顧客管理、案件管理、名刺OCRデジタル化、地図機能、活動報告、スケジュール管理、商談管理、タイムライン機能
対応従業員規模 小規模事業者から大企業まで幅広く対応
初期費用 記載なし
月額利用料 ・esm(30名以下) Starter:1,500円/ユーザー Basic:3,500円/ユーザー ・Remix Cloud(31名以上) スケジュールシェア:3,000円/ユーザー ナレッジシェア:6,000円/ユーザー スタンダード:11,000円/ユーザー ※マップライセンス、AIコンシェルジュなど有料オプションあり(月1000円~/ユーザー)
無料プラン なし
無料トライアル あり(30日間)
提供形態 クラウド型
連携可能なサービス Outlook、Gmailなどのメールシステム Excel、WordなどのOffice製品、Google Maps ERPや会計システム、電話システムなど
サポート体制 導入前後のコンサルティングサービス、電話、メール、FAQなど
運営会社 ソフトブレーン株式会社

 

e-セールスマネージャーRemixは、5,500社を超える導入実績を持つ国産の営業支援システム(CRM/SFA)です。

条件に沿ってターゲットリストが自動作成され、AIを活用して営業担当の業務を効率化。対応すべき顧客情報を地図上にプロットし、名刺管理や案件軸など多彩な切り口で案件を管理できます。スマートフォンやタブレット端末からも利用可能で、顧客管理、商談管理、スケジュール管理など、営業に必要な機能を網羅。また、連携機能も豊富であるため手持ちのExcel帳票を生かしたデータ集計も可能です。

マップライセンス(月1000円/ユーザー)やAIコンシェルジュ(月1000円/ユーザー)をはじめとする有料オプションなど予算に合わせた柔軟なプランが用意され、185以上の業種で導入されています。必要なツールに絞って導入したい企業、要望に応じたプランで導入したい企業に最適です。

サスケ

サスケ
主な機能 リード管理、顧客情報管理(CRM)、商談管理、メール配信機能、AI-OCR機能、CTI機能(通話記録)、アンケート機能、自動化機能、データ分析・レポート作成
対応従業員規模 小規模事業者から大企業まで幅広く対応
初期費用 記載なし
月額利用料 Starterプラン: 30,000円~/月 Standardプラン: 80,000円~/月 Professionalプラン: 105,000円~/月 ※全プラン5件分のID込、追加:2,000円/ID
無料プラン なし(3名まで利用可、顧客データ登録件数300件まで)
無料トライアル あり(30日間)
提供形態 クラウド型
連携可能なサービス メールシステム、マーケティングオートメーションツールなど
サポート体制 担当制のサポートサービス、コンサルティングサービス、個別相談会、電話、メール、チャットなど
運営会社 株式会社インターパーク

 

「サスケ」は、見込み客の育成やリード管理に特化したSFA/CRM/MAツールです。リード管理では潜在顧客や見込み顧客の情報を一元管理し、顧客スコアに基づいてリストを自動生成。名刺スキャン機器「Scansnap」と連携し、名刺情報を自動的にデータベースに取り込み、顧客のWebサイト訪問履歴やメール反応を分析し、導入検討状況をスコアリングします。

また、HTMLメールの作成やメルマガの一斉配信、クリック数のトラッキング機能を提供しており、効果的なメールマーケティングを支援。CTI機能ではPCから直接電話を発信でき、通話内容の録音や顧客情報ページからのワンクリック発信が可能です。通話中に得た情報はリアルタイムでデータベースに反映。リードデータを一元管理できます。

「サスケ」は導入企業1000社以上、継続率は98.9%を誇り、30日間の無料トライアルでは全機能が利用可能。ナーチャリングに課題を抱える企業やメールマーケティング・テレマーケティングに重心を置く企業に最適です。

LaXiTera

LaXiTera
主な機能 顧客管理、案件管理、リード管理、スケジュール管理、商談管理、日報管理、売上見込集計、請求書・見積書作成
対応従業員規模 小規模事業者から大企業まで幅広く対応
初期費用 クラウド版:300,000円 オンプレミス版:500,000円(※環境構築費用が別途必要)
月額利用料 クラウド版:500円/人~3,000円/人(ユーザー数に応じて単価変動。利用数5名~) オンプレミス版:1,000,000 円 / ~50人
無料プラン なし
無料トライアル あり(30日間)
提供形態 クラウド型、オンプレミス型
連携可能なサービス Outlook(スケジュール連携)、基幹システム(ERPなど)、GRANDIT、SAPシステム
サポート体制 管理者教育、パラメーター設定支援、エンドユーザー教育、データ移行支援、電話、メール、FAQなど
運営会社 日鉄日立システムソリューションズ株式会社

 

LaXiTera(ラクシテラ)は、営業活動の効率化を支援するSFAシステムです。ERP(基幹システム)との連携に強みを持ち、マスタデータ、受注データ、状況データなどを自動的に連携。

クラウド版とオンプレミス版の両方を提供しており、柔軟な導入・運用が可能です。日鉄日立システムソリューションズ株式会社が開発・運用を実施しているため、セキュリティリスクにも確実に対応。サーバー環境やソフトウェアの機能から運用体制まで整えています。導入時には各種データ(組織、郵便番号、大口事業所)の取り込みまで対応し、追加オプションで各種設定の代行業務も提供。

「管理者教育」や「エンドユーザー教育」などの導入後もサポート。システム定着まで継続的な支援を受けられるため、初めてSFAシステムを導入する企業も安心です。

選ぶのに困ったらIT製品の比較・紹介サービスに相談する

SFAツールを検討している場合は、IT製品の比較・紹介サービスも利用しましょう。自在に機能やサービスを比較できますし、イメージに左右されず客観的な検索が可能です。

ここで、豊富な情報とAIによるレコメンド機能を有するサイト、マッチングプラットフォームを有するサイトの2件をご紹介します。自社にとってより適切な選択のため、これらのサイトを活用してみましょう。

 

Utilly

Utilly
URL https://utilly.jp
特徴 法人向けのSaaSを比較・検討できるプラットフォーム 業務効率化や生産性向上に資する各種SaaSの情報を提供 無料で資料請求が可能 利用者のレビューを掲載
掲載数 約1,296件(2024年12月時点)
運営会社 株式会社サウスエージェンシー

 

株式会社サウスエージェンシーが運営している「Utilly」は、クラウドサービス、AIツール、セキュリティ製品など、幅広いIT製品の比較情報を掲載しています。

GIFやキャプチャを交えた具体的な使い方のレビューや、実際に製品を利用しているユーザーのコメントも掲載されており、多種多様なIT製品を比較できます。各サービスに関する資料についても無料でダウンロード可能です。AIによる製品推薦機能もあり、ニーズに合う最適な製品をAIがレコメンドします。

発注ナビ

発注ナビ
URL https://hnavi.co.jp/
特徴 IT案件に特化したマッチングサービス システム開発会社やIT製品を紹介 専門コンシェルジュによるヒアリング 利用者は完全無料(成約手数料:無料)
掲載数 約6,000社以上のシステム開発会社が加盟
運営会社 発注ナビ株式会社

 

発注ナビは、システム開発やWeb制作など、ITに関するサービスを発注したい企業と、それらのサービスを提供する企業をマッチングするプラットフォームです。発注ナビでは、実績のある信頼できる開発会社が中心に登録され、システム開発、Web制作、アプリ開発など、さまざまな分野の開発会社が登録しています。

発注者の要望をヒアリングし、最適な開発会社を提案するIT専門コンシェルジュによるサポートがあるため、サポートを受けながら最適なツールを抽出できます。利用料は無料です。発注ナビはアイティメディア株式会社の子会社である発注ナビ株式会社が運営。紹介実績は22,000件以上を誇ります。

SFAとは営業活動を効率化するツール!基本的な機能と活用方法

SFA(Sales Force Automation)とは、営業支援システムのことで、企業の営業活動の効率化を目的としたシステムです。顧客情報の一元管理、商談の進捗管理、営業日報の自動化など、さまざまな機能を提供します。

例として、購入履歴・商談履歴などの情報管理、商談の進捗状況を可視化する商談管理、営業活動記録、営業実績や顧客情報を分析するレポート機能、タスク管理などがあります。SFAを導入することでデータ入力や情報検索の時間を削減し、顧客情報の共有による細やかな対応が可能になります。また、蓄積されたデータの分析により営業方針を立てやすくなり、効果的な目標設定が可能です。

総合型のSFAシステムは高額になる傾向にありますが、機能を限定したコンパクト版も登場しています。また、営業を支援する特化型のツールも登場していますので、まずは自社の課題を明確にし、解決に結びつく効果的なツールを選択しましょう。市場では多種多様なツールが提供されていますので、十分な比較検討が大切です。

 

SFAツールの料金相場は1,000円から!規模によって幅広い

SFAは特化した機能を有するツールから総合的なシステムまで多様です。相場としては月額で0円〜5,000円程度と幅広く、大規模なオンプレミス型の導入プランもあります。ユーザー数に応じた価格設定やオプションプランもあり、機能や規模により多額になるため、ツール選びと予算・導入計画が重要です。

SFAシステムの例 特化型ツールの例
ジョブマネ ・初期費用:0円 ・月額利用料:1,000円~ スマート顧客台帳 ・初期費用:0円 ・月額利用料:0円~
ネクストSFA ・初期費用:0円 ・月額利用料:50,000円~/月 BIZMAPS(企業データベース検索ツール) ・無料プランあり
アクションコックピット ・初期費用:10,000円/ユーザー ・月額利用料:2,000円~/ユーザー nocoセールス(営業資料の共有、閲覧状況分析ツール) ・無料プランあり ・月額利用料:15,000円~

ITツールの導入の際、政府のIT導入補助金を利用できるケースがあります。補助対象・導入条件・手続きなどの詳細については公式サイト(IT導入補助金 令和6年12月時点版)をご参照ください。

CRMやMAとの違いは?それぞれの特徴と連携メリットを解説

CRMは顧客情報管理、MAはマーケティングの自動化、SFAは営業活動の支援に特化しており、商談の進捗管理や営業日報の記録などが得意です。CRMはSFAの機能を含むことが多く、MAとの連携で見込み客の育成から商談までをシームレスに管理できます。

これらを連携させることで、顧客情報の一元管理や営業ターゲティング、顧客育成、関係構築まで、一貫した営業プランを立てられます。また、営業日報の自動化、データベースの整備など、担当者の負担を削減する機能も外せません。自社の規模や業務内容、営業分野に合わせて最適なツールを選びましょう。

セールスフォースは世界的に有名だが中小は別の選択肢も検討

世界でも広く利用されているSFAツールは機能の高さが特徴ですが、中小企業には機能が過多になる可能性も想定されます。SFAツールといえばSalesforce社が世界的に有名ではあるものの、高機能すぎて使いこなせない、コストが負担になる、などの懸念点もあります。現在、機能がシンプルにまとめられた国産SFAや、特定の営業分野に特化した営業支援ツールも登場しています。下の表では、機能がコンパクトにまとめられたSFAツールの例を紹介していますので、必要な機能・性能を把握した上でのツール選びをおすすめします。

コンパクトタイプSFAの例 費用 主な機能
ジョブマネ ・初期費用0円 ・月額利用料:1,000円~ 顧客管理 商談管理 ワークフロー スケジュール管理 経費精算 プロジェクト単位の利益率管理 資料共有
Smartsheet ・初期費用0円 ・月額利用料:784円~/ユーザー プロジェクト管理 タスク管理 ガントチャート作成 ダッシュボード AIによるデータ分析 コラボレーション機能
ネクストSFA ・初期費用0円 ・月額利用料:50,000円~ MA機能 SFA機能 データ分析 CRM機能 営業報告作成 案件管理 受注管理 行動管理 スケジュール管理 レポート作成 セールスマップ機能

SFAの導入により従来の管理方法から抜け出して、営業プロセスの可視化や業務効率化、データ活用による戦略立案が可能になります。これらのメリットを十分に生かせるよう、必要性や経営方針、コストに見合ったツールを選ぶことが重要です。

SFAツールの選び方ガイド!5つのチェックポイント

SFAツールの選び方は、企業の規模や業態、営業スタイルによって大きく異なります。効果的なツール選定のためには、自社のニーズを的確に把握し、営業現場に合うツールかどうか、モバイル・アプリ対応か、既存システムとのデータ連携が容易であるか、充実したサポート体制があるかなど、さまざまな角度から検討することが重要です。そこで、SFAツール選びの重要なポイントについて詳しく解説します。

 

料金プランで選ぶなら最小限のスモールスタートで始める

SFAツールは、基本的な機能を含む低価格プランから、高度な分析機能を備えた高額プランまで、幅広い選択肢があります。機能や利用人数によって料金が大きく異なるため、初めは必要最小限の機能を持つプランを選び、徐々に機能を拡張していく導入方法がおすすめです。

はじめから高機能なシステムを導入する方法もありますが、機能を使いこなすには時間も掛かります。まずはスモールスタートで始めることで、初期投資を抑えつつ、段階的に社内での活用度を高めることができます。また、多くのツールが提供する無料トライアル期間を活用し、実際の使用感を確認してから本格導入を決定しましょう。ツール操作の習熟にも時間が掛かるため、十分な助走期間が必要です。

自社に必要な機能を洗い出す!業界・業態に合ったツールを

SFAツールの機能は多岐にわたるため、自社の営業プロセスや課題を分析し、必要な機能を特定することが不可欠です。たとえば、製造業では受注管理機能や見積作成機能、サービス業では大量の顧客情報の統合や詳細な対応履歴が重視されます。フィールドワークの多い企業では地図機能が不可欠です。

B2BとB2Cでも必要な機能が異なります。企業ごとに重視する機能が異なりますので、SFAツールの得意分野・機能、連携可能なツールについて確認しましょう。さらに、将来的な事業拡大や新規サービスの展開、多角化なども視野に入れ、柔軟にカスタマイズできるツールを選ぶこともポイントです。

モバイル・アプリ対応なら外出が多い営業社員も使いやすい

営業担当者の外出が多い場合は、モバイルアプリ対応ツールを選びましょう。スマートフォンやタブレットから直接SFAツールにアクセスできれば、出先や商談直後にデータを入力したり、移動中に訪問先の情報を確認できます。

日報もリアルタイムで登録できるため、営業チーム全体の情報共有がスムーズです。また、日報の自動作成機能があれば、より効率的に営業担当者の負担を軽減できます。

既存システムとのデータ連携が簡単にできるか確認しよう

既存システムとのデータ連携の面も、SFAツール選びの重要な基準の一つです。すでに会計システムやCRM、ERPなどの基幹システムを導入している場合、新たに導入するSFAツールがこれらのシステムと円滑に連携できるかどうかは、業務の効率化と情報の一元管理において非常に重要です。

API連携やデータインポート/エクスポート機能の有無、連携可能なサービスの種類などを事前に確認しておくことで、導入後のデータ統合作業を最小限に抑えることができます。また、将来的なシステム拡張や新規サービス導入の可能性も考慮し、柔軟な連携機能を持つツールを選ぶことが望ましいでしょう。

充実したサポート体制があるか?導入後の安心感で選ぶ

サポート体制が充実しているかどうかも重要なポイントです。SFAツールの導入は、営業プロセスの変革を伴う大きな取り組みです。そのため、導入時のトレーニングや運用開始後の技術サポート、さらには活用方法に関するコンサルティングなど、十分なサポートが受けられるかどうかを重視しましょう。

とくにセキュリティ面のトラブルは甚大な影響を及ぼします。導入後のセキュリティ対策、フォローアップについても確認が必要です。ベンダーの業界知識や導入実績を参考にして、サポート体制が自社の稼働時間・曜日に合った内容かどうかを確認しておきましょう。

SFAツール活用するメリット3選!導入効果を実感しよう

SFAシステムや特化型ツールの活用は、営業活動の効率化や、企業の競争力を高めるための重要な手段です。顧客情報の一元管理から営業プロセスの可視化、商談の進捗管理、データ分析まで幅広い機能を提供し、営業部門全体の生産性を向上させます。ここではSFAツール導入のメリットについて3つの視点から解説します。

 

顧客情報の一元管理でコスト削減!組織全体の情報共有も捗る

SFAツールは、顧客情報を一元管理できる点が大きな特徴です。従来、Excelなどで管理していた顧客情報を1つのデータベースに集約することで情報共有が円滑になり、データの重複や正確性も確保できます。

顧客の基本情報、取引履歴、問い合わせ内容など多方面の情報を詳細に記録できるため、担当者不在時の対応や引継ぎ時もスムーズです。顧客の購入履歴や過去のやり取りなどの進捗状況も可視化でき、データベース検索も容易になるため、顧客理解に基づいた提案が可能です。

営業活動の可視化で業務効率化と生産性向上が期待できる

SFAは、営業活動の全容を可視化し、ボトルネックの特定にも役立ちます。営業日報、訪問記録、商談履歴などが自動的に記録されるため、営業担当者の行動や商談の進捗状況をリアルタイムで把握できます。また、案件のステータス(見込み、提案中、契約待ちなど)をダッシュボードで視覚的に確認できるため、営業チーム全体の進捗状況を一目で把握でき、目標達成に向けた進捗状況を共有できます。

分析情報はグラフや表などで視覚的に表示できるため、そのままミーティングや営業方針の策定に利用可能です。改善点も見つけやすく、タスク管理機能の活用により優先順位の明確化や業務の偏りの防止にも役立ちます。また、顧客のスコアリングやオンライン商談の効率化、地図上へのプロットなど、営業効率の向上には特化型のツールもおすすめです。業務内容にフィットし、営業担当者が活用しやすいツールを選択しましょう。

営業データの分析・活用で効果的な営業戦略が立てられる

SFAツールを活用することで蓄積される膨大なデータは、効果的な営業戦略を立てる上で非常に有用です。詳細なデータ分析が可能になるため、成功事例のパターンや失敗の要因を客観的に把握できます。たとえば、成約率の高い商談プロセスや、効果的なアプローチ方法を特定し、成果につながる営業活動を視覚的に理解できます。組織全体でステップやアプローチ方法を共有・実践することで、営業力の底上げにもつながるでしょう。

また、売上予測の精度が向上し、より現実的な目標設定や資源配分が可能になります。さらに、顧客セグメントごとの傾向分析や、商品・サービスの需要予測なども容易になり、ターゲットを絞った効率的なマーケティング戦略の立案にも役立ちます。SFAツールは、顧客・営業情報の管理にとどまらず、生産性向上に貢献する強力なツールです。視覚的なデータにより営業活動の質を高め、売上増加や顧客満足度の向上につながります。

SFAツール導入前に確認すべき課題と対策方法を徹底解説

SFAなどの営業支援ツールの導入は、企業に大きな変革をもたらすプロジェクトです。システムや各種ツールをスムーズに導入して最大限の効果を引き出すには、導入前の準備が非常に重要です。ここでは、SFAツール導入前に必ず確認すべき課題とその対策方法について解説します。導入に向けて適切な対策を実施し、業務・営業活動の効率化を実現しましょう。

 

初期導入費用や月額利用料金を算出して自社に見合うか確認

初期導入費用や月額利用料金を正確に算出し、自社の予算や規模に見合うかを慎重に確認することが重要です。SFAをはじめとする各種ツールの価格帯は幅広く、機能や利用ユーザー数によって大きく変動します。初期費用、月額利用料に加えて運用中のコストも考慮し、全体的な費用感を把握しておきます。

導入前にこれらの費用を詳細に見積もり、ROI(投資対効果)を計算することで、導入の方向性を判断しましょう。さらに、将来的な事業拡大や機能追加の可能性も考慮に入れ、長期的な視点でコストを評価することが重要です。必要に応じて複数のベンダーから見積もりを取得し、機能面とコスト感を比較検討することをお勧めします。

プロジェクトリーダーや推進チームを選出して導入を進める

SFAツールの導入は、単なるシステム導入以上に、営業プロセスの変革を伴う大規模なプロジェクトとなります。そのため、プロジェクトを主導するリーダーを選出し、導入を円滑に進めることが重要です。

中小企業庁によると、IT導入の効果がうまく得られた理由として、以下の項目が掲載されています。

  • IT導入の目的・目標が明確だった
  • 専任部署、あるいは専任の担当者を設置した
  • 経営層が陣頭指揮をとった
  • 業務プロセスの見直しを合わせて行った
  • IT導入を段階的に行った

 

導入前に、利用予定の従業員の意見を聞いた 上記のような内容でした。

導入目的の明確化、導入担当の設置、導入に合わせた業務プロセスの見直しがポイントになることが分かります。導入には、計画の策定、進捗管理、業務フローの見直しや連携が必要であるため、チーム体制で取り組みましょう。また、併せて業務プロセスを見直す場合は、現場の意見を聞きながら多角的な視点で進めることも重要です。

従業員向けマニュアル等を整備してトレーニング計画を立てる

従業員向けのマニュアル整備とトレーニング計画の立案も、SFAツール導入の成功の鍵となります。ツールを効果的に活用するには従業員への教育が不可欠です。導入前に操作マニュアルを作成し、従業員がスムーズにツールを使いこなせるようにする必要があります。ツールの基本的な操作方法や、業務フローに沿った使用方法のマニュアルは、初心者でも理解しやすいよう、スクリーンショットや具体例を多用し、スモールステップで解説することが重要です。

従業員の役割やレベルについても考慮しましょう。トレーニング計画では、集合研修やオンライン講座、小グループへの指導など、さまざまな形式での実施を計画します。とくに、特定の部門の繁忙期を避けるなど、現場の状況に配慮したスケジューリングが重要です。導入後も継続的なフォローアップを行い、ツールの活用度を測定することで定着率を確認できます。

アクセス権限等のルールを策定して情報漏洩対策は十分に行う

データベースには重要な情報が統合されます。顧客情報や商談内容など、企業にとって機密性の高い情報が蓄積されるため、適切なアクセス制御と情報セキュリティ対策は不可欠です。役職や部署ごとにアクセス権限などのルールを策定し、情報漏洩対策を十分に実施しましょう。

企業によってはアクセス権限を細かく設定し、従業員が閲覧できる情報を制限する必要があります。たとえば、一般の営業担当者は自身の担当顧客の情報のみ閲覧・編集可能とし、一定の情報のみアクセスできるように設定します。また、モバイルデバイスからのアクセスに関するルールや、退職者のアカウント管理方法なども明確に定めておく必要があります。

定期的なセキュリティ監査を実施し、システムの脆弱性を早期に発見し、対策することが重要です。パスワードポリシーの策定や、定期的なパスワード変更の要請など、基本的なセキュリティ対策も形骸的にならないよう継続しましょう。

SFAツール導入に関するよくある質問!導入前に確認

SFAツールの導入について、よくある質問をまとめました。導入の際の参考としてしてください。

既存顧客データがすでにありますがインポートはできますか?

はい、インポートは可能です。

多くのSFAツールでは、CSVファイルを使用してデータのインポートや統合が可能です。エクセルで管理している既存データをCSV形式で保存し、SFAシステムにインポートする機能を利用してインポートしましょう。

導入に際しベテラン営業担当者の不満をどう解決したらいい?

技能や経験値に秀でた営業担当者にとっては、新システムの導入や業務フローの変更に不満を感じるケースがあるかもしれません。しかし、性能の高さや視覚的に分かりやすいサポートなど、SFAツールの導入によって利便性も向上します。得られるメリットが大きい点を目標に、合意形成を目指しましょう。そのためにも、実際の現場で使いやすいツールであることが重要だといえます。

また、従来の管理方法との相違点やフローの変更点を見える化し、エラーが発生しやすい項目についてもマニュアルやサポートで備えましょう。不安の解消に備えることで全体的な利用率の向上にもつながります。

システムに詳しい人材がいなくても導入は可能ですか?

はい、可能です。

多くのSFAツールは、誰もが使えるインターフェースを採用しています。導入時にはサポート体制が整っており、企業ごとに導入支援が実施されます。運用中もサポート体制が充実したツールを選ぶことで、技術的な問題や利用方法に関する疑問を解決できます。また、サポートの曜日や時間帯が企業カレンダーと異なる可能性もありますので比較しておくことをおすすめします。

社内でのテスト・トライアル運用は可能でしょうか?

はい、多くのツールでは無料トライアル期間が用意されています。

この期間を利用して、実際の業務環境での使用感を確認できます。操作性や各種機能の使いやすさ、システム連携には問題がないか、問題が発生した際のサポート体制などを確認しましょう。

 


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