顧客情報の名寄せ
※この操作を行うには「顧客管理使用」と「顧客編集」の権限が必要です。顧客が表示されない場合は、自社のシステム管理者にご確認ください。
顧客情報の名寄せとは、顧客情報を複数登録した時に利用できる機能です。
名寄せ処理を行うと、一方の顧客情報をもう片方の顧客情報に移動できます。
名寄せした顧客情報は元に戻せないため、名寄せ元と名寄せ先に間違いが無いか、十分に確認してから実行してください。
(1)顧客一覧で名寄せ対象の顧客情報を確認
ワーク顧客を選択して、顧客一覧画面を表示します。
検索フォームを使って、名寄せ対象となる顧客情報を探し、間違いが無いか確認します。
下記のイメージの例だと「●●●株式会社」が2つ登録されており、一つが顧客ID「C18020001」(イメージ中で上の行に表示されているアイテム)、
もう片方が顧客ID「C18010003」(イメージ中で下の行に表示されているアイテム)となっています。
今回は顧客ID「C18010003」の情報を顧客ID「C18020001」に名寄せします。
(2)名寄元の顧客詳細画面を表示
顧客一覧から名寄せ元となる顧客情報の詳細画面を表示すると、名寄せするボタンがあります。
名寄せするボタンをクリックすると、ダイアログボックスが表示され名寄せ処理のための情報入力を求められます。
今回の例では、名寄元には2名の顧客担当者が登録されています。
(3)名寄せの実行
名寄せするボタンをクリックして、ダイアログボックスを表示します。
ダイアログボックスの名寄せ先顧客の入力フォームに顧客名を入力します。
途中まで入力すると候補となる顧客名がサジェストされます。
今回の例に示すような、名寄せ対象のデータが同じ顧客名の場合では顧客IDで見分けてください。
名寄せ先に誤りが無い事を確認したら、名寄せを実行します。
メッセージが表示されれば名寄せ処理が完了です。
名寄せ実行後に担当者情報を見ると、名寄せ先の顧客担当者に追加されている事が確認できます。
名寄せ実行後も名寄せ元の顧客名だけは残っているので、もし不要であれば削除してください。
顧客名の削除は、削除ボタンで実行します。
顧客情報の名寄せのイメージ
ジョブマネは顧客情報を基本としています。そして顧客情報の下に担当者情報や、見積情報といった、主要なビジネスデータが保管・管理されているデータ構造になっています。
それを図示したのが下記のイメージです。
このデータ構造は顧客単位で作成されます。
顧客情報の名寄せとは、ある顧客のデータを別な顧客のデータに移す作業です。
データを移す操作をイメージしやすく図で表すと、このようになります。
名寄せ前
名寄せ後
紐づく管理データが0件の顧客情報は削除する事が可能です。