請求書ソフトおすすめ13選を比較【2025年】
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「毎月の請求業務が手間になっている」「請求書の発行枚数・受領枚数が多く、管理が煩雑になっている」とお悩みの場合、請求書ソフトの導入がおすすめです。
請求書ソフトを導入すれば、請求書の発行や受け取り、その後の管理に至るまでをまとめて効率化できます。
しかし、請求書ソフトと一口に言っても種類が多く、どの請求書ソフトを導入すればいいのかお悩みの方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、数ある請求書ソフトの中からおすすめ13選を紹介し、それぞれの機能や料金、特徴などをまとめて比較・解説します。人気の請求書ソフトについて一挙に知りたい方は、ぜひ参考になさってください。
請求書ソフトおすすめ13選!人気ソフトを比較
とくにおすすめの請求書ソフト13選をピックアップし、それぞれの機能や料金プラン、特徴などを解説します。気になる製品はないか、ぜひ確認してみてください。
ジョブマネ
主な機能 | ・請求書発行 ・入金登録 ・スケジュール管理 ・ToDo管理 ・工程管理 ・経費精算 ・原価管理 ・ワークフロー などほか多数 |
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対応従業員規模 | 中小企業〜中堅企業 |
初期費用 | 無料 |
月額利用料 | グループウェアプラン:1,000円〜 請求書発行が可能なビジネスプランの場合:3,000円/名 |
無料プラン | なし |
無料トライアル | ◯ |
提供形態 | クラウド型 |
連携可能なサービス | 要問い合わせ |
サポート体制 | ・導入前のデモ利用サポート ・導入後のリアルタイムチャットサポート |
運営会社 | ジョブマネ株式会社 |
「ジョブマネ」は、ジョブマネ株式会社が提供する業務管理ツールで、請求書ソフトとしても活用可能です。
経費精算やワークフロー、資料共有などのグループウェアプランであれば、100名での利用であっても月額1,000円で利用でき、リーズナブルなクラウドツールとして人気を集めています。
請求書発行も可能なビジネスプランを利用する場合も、顧客管理や見積管理、案件管理など機能が豊富でありながら、1名あたり月額3,000円で利用可能です。また、グループウェアプラン・ビジネスプランのどちらも初期費用はかかりません。
請求書発行機能では、見積管理機能のデータと連動し、内容が自動で反映されるのも便利なポイントです。わざわざ項目や数字を入力することなく請求書を発行できるため、業務効率化につながるだけでなく、入力ミスも減らせます。
請求書ソフトとしてだけでなく、さまざまに活用できるツールをお探しならとくにおすすめの製品です。
Misoca(ミソカ)
主な機能 | ・請求書作成 ・見積書・納品書・領収書作成 ・取引先・品目の登録 ・請求書の自動作成 ・請求書のCSVアップロード ・会計ソフト ・請求書のメール送付 ・請求書の郵送 など |
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対応従業員規模 | 個人事業主〜中小企業 |
初期費用 | 無料 |
月額利用料 | 無料プラン:0円 プラン15:733円(年額8,800円) プラン100:2,791円(年額33,500円) プラン1000:9,500円(年額114,000円) ※すべて税抜 |
無料プラン | ◯ |
無料トライアル | ◯ |
提供形態 | クラウド |
連携可能なサービス |
弥生会計 |
サポート体制 | カスタマーセンターによるメールや電話、チャット、画面共有でのサポートを利用可能 |
運営会社 | 弥生株式会社 |
「Misoca」は、弥生株式会社が提供する請求書ソフトです。請求書をはじめ、見積書や納品書、領収書などを作成できます。
テンプレートを使用することで簡単に請求書を作成でき、カスタマイズも可能なのがうれしいポイント。会社のロゴや印影なども反映できるので、自社の色を反映した請求書を発行可能です。
発行した請求書のメールによる送付、リンクによる共有などはワンクリックで対応でき、手間がかかりません。さらに、郵送代行にも対応しているため、印刷や封入、発送に関してもすべてお任せできます。
毎月定期で発行される請求書に関しては、自動発行・自動送信も可能なため、請求書発行業務を大幅に効率化できるでしょう。
また、毎月10枚までの発行であれば無料で使えるため、「エクセルを卒業したいものの、毎月の発行枚数が多いわけではないため、ソフトを導入するか悩んでいる」という方にもおすすめです。
無料トライアルはたっぷり1年間用意されているので、使いやすさを慎重に確かめたい場合にも心強いでしょう。
スプレッドオフィス
主な機能 | ・帳票管理 ・取引先データ管理 ・顧客管理 ・ファイル管理 ・形状数値の把握 ・商品管理 ・権限・承認設定 ・データ受理 ・担当印自動生成 など |
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対応従業員規模 | 個人事業主〜中小企業 |
初期費用 | 無料 |
月額利用料 | ライトプラン:990円/名 ミドルプラン:1,320円/名 スタンダードプラン:1,980円/名 ※すべて税込 |
無料プラン | なし |
無料トライアル | ◯ |
提供形態 | クラウド |
連携可能なサービス | 要問い合わせ |
サポート体制 | メールや電話でのカスタマーサポートを利用可能 |
運営会社 | 株式会社スプレッドオフィス |
「スプレッドオフィス」は、株式会社スプレッドオフィスが提供する帳票業務管理クラウドシステムです。請求書をはじめ、見積書や注文書、納品書、検収書など、各種帳票の作成をまとめて効率化できます。
帳票管理以外の機能も充実しており、顧客管理や商品管理などもスプレッドオフィス一つあれば対応可能です。操作は非常に簡単で、クリックやドラッグなどの単純操作しかないため、ITツールに不慣れな場合でもすぐに使いこなせるでしょう。
また、発行する帳票に印影を記載したい場合には、印影透過処理の代行サービスを無料で利用できます。「複合機でスキャンしたデータを編集してほしい」というお悩みにも無料で対応しているので、気軽に相談可能です。
毎月実際に使ったユーザー分だけしか費用は発生しないため、コストの無駄が出ない点も魅力と言えます。
@TOVAS
主な機能 | ・請求書をはじめとする帳票の発行・送信 ・請求書発行代行(郵送) ・送受信ログ管理 ・アカウント管理 ・セキュリティ機能 |
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対応従業員規模 | 中小企業〜大企業 |
初期費用 | 要問い合わせ |
月額利用料 | 要問い合わせ |
無料プラン | - |
無料トライアル | 要問い合わせ |
提供形態 | クラウド型 |
連携可能なサービス | CSVデータやPDFを出力できるシステムと連携可能 |
サポート体制 | 導入・運用を専任の担当者がサポート |
運営会社 | コクヨ株式会社 |
「@TOVAS」は、コクヨ株式会社が提供する請求ソフト/電子帳票配信システムです。請求書のファイル送信やFAXによる送信、私書箱への送信や往復便のほか、請求書の発行・郵送代行まで行っています。
利用件数は60,000件(2023年1月時点)にも及び、商社、卸業、製造業など幅広い業界にて人気の請求書ソフトです。
機能が便利なのはもちろん、サポート体制が充実しているのも人気の理由。専任のサポート担当者がつき、導入時から運用中まで万全なバックアップ体制が取られています。「これまで郵送でやり取りしてきたため、電子帳票がよくわからない」とお悩みの場合も心配いりません。
「アーカイブ電子帳簿保存法オプション」を利用すれば、改正電子帳簿保存法にも対応可能です。
マネーフォワード クラウド請求書
主な機能 | ・帳票作成 ・帳票の自動作成 ・メール送付 ・郵送代行 ・会計ソフト連携 など |
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対応従業員規模 | 個人事業主〜中小企業 |
初期費用 | 要問い合わせ |
月額利用料 | 個人事業主:900円〜/名 法人:2,980円〜/名 |
無料プラン | - |
無料トライアル | ◯ |
提供形態 | クラウド型 |
連携可能なサービス | マネーフォワード クラウド会計 Mazrica Sales Zoho CRM など |
サポート体制 | メールやチャットによるサポートを利用可能 |
運営会社 | 株式会社マネーフォワード |
「マネーフォワード クラウド請求書」は、株式会社マネーフォワードが提供している請求書ソフトです。
見積書の発行から納品書、請求書、領収書の作成までこれ一つでカバーでき、操作画面がわかりやすいのが魅力の一つ。直感的な操作で簡単に帳票を作成できるため、電子化に抵抗がある企業でもスムーズに定着します。
また、回収消込表を利用することによって、「受領済み」や「入金済み」といったステータスをリアルタイムに把握可能です。回収状況や支払い状況などを一目で把握できることで、対応漏れによるトラブルを防止できるでしょう。
外部の会計ソフトや販売管理ソフトなどとも連携できるので、帳票への記載ミスを減らせる点もメリットと言えます。
ちなみに、従業員が〜50名ほどの個人事業主・中小企業向けに提供されているため、51名以上の場合は「マネーフォワード クラウド請求書 Plus」がおすすめです。
MJSかんたん!見積納品請求
主な機能 | ・請求書などの伝票作成 ・オリジナル伝票の作成 ・データ出力 など |
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対応従業員規模 | 小規模〜中業企業 |
初期費用 | 5,500円(税込) |
月額利用料 | - |
無料プラン | - |
無料トライアル | ◯ |
提供形態 | インストール型 |
連携可能なサービス | 要問い合わせ |
サポート体制 | カスタマーサポートを利用可能 |
運営会社 | 株式会社ミロク情報サービス |
「MJSかんたん!見積納品請求」は、株式会社ミロク情報サービスが提供するインストール型の請求書ソフトです。
管理可能事務所数、発行する伝票枚数などは制限なしで利用でき、購入価格は5,500円(税込)と非常にリーズナブルなため、インストール型で低価格な製品をお探しの場合におすすめします。
見積書や請求書などを作成する場合は、任意のレイアウトを選び、あとは自由に必要な項目を入力するだけ。台帳に商品情報や得意先情報などが登録されていれば、そこからデータを呼び出すことも可能です。
日付やキーワードで検索すれば、過去の帳票もすぐに取り出せる点が助かります。
BtoBプラットフォーム 請求書
主な機能 | ・請求書の自動発行 ・郵送代行 ・入金消込/督促 ・債権回収代行 ・受領した請求書の会計システムへの自動取込 ・支払通知書機能 ・支払通知書の自動発行 ・電子化紙・PDFの請求書をAI-OCRで電子化 |
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対応従業員規模 | 中小企業〜大企業 |
初期費用 | 100,000円〜 |
月額利用料 | 38,000円〜 |
無料プラン | - |
無料トライアル | 要問い合わせ |
提供形態 | クラウド型 |
連携可能なサービス | 会計システムや販売管理システムと連携可能 |
サポート体制 | 専任の稼働チームやカスタマーセンターがサポート |
運営会社 | 株式会社インフォマート |
「BtoBプラットフォーム 請求書」は、株式会社インフォマートが提供する請求書ソフトです。1,147,350社(※)もの企業に利用されているサービスで、中小企業から大企業まで、規模や業種を問わず人気を集めています。
請求書の受取・発行のどちらもこれ一つで効率化でき、現在利用している会計システムや販売管理システムとも柔軟に連携可能。データを連動させながら活用できるので、帳票への記載ミスをなくせるでしょう。また、会計処理の効率化にもつながります。
紙で受領した請求書に関しても、AI-OCR機能によって電子データ化できるため、紙の請求書と電子の請求書を一元管理したい場合にも役立つソフトです。
導入時・運用時どちらのサポートも充実しているので、請求書ソフトをはじめて導入する場合も心配いりません。
※2023年におけるBtoBプラットフォーム全体実績
CLOUD PAPER
主な機能 | ・インボイス適格請求書の作成 ・請求書生成自動化機能 ・郵送カート機能(郵送業務代行) ・メール送付(添付・ダウンロードURLの発行) ・入金管理機能 ・入金自動消込機能 ・請求書の受領及びストレージ保存 ・請求書の入力(合計登録・明細登録) ・OCR入力支援 など |
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対応従業員規模 | 小規模〜中小企業 |
初期費用 | 無料 |
月額利用料 | フリー:0円 ライト:1,000円 スタンダード:3,000円 プレミアム;5,000円 エキスパート;10,000円 ※すべて税込 |
無料プラン | ◯ |
無料トライアル | ◯ |
提供形態 | クラウド型 |
連携可能なサービス | kintone box freee会計 など |
サポート体制 | 要問い合わせ |
運営会社 | 株式会社SICシステム |
「CLOUD PAPER」は、株式会社SICシステムが提供する請求書ソフトです。
請求書を得意先の要望に合わせて送付でき、メール添付やダウンロードリンクの発行、郵送代行などの方法に対応可能。メールへの添付を選択する場合、たったのワンクリックだけで送付できます。
また、郵送代行は切手代・封筒代・税込で1通200円とリーズナブル。業界トップクラスの低価格で、請求書の郵送にかかる手間を大幅に削減可能です。郵送状態をモニタリングしたい場合は、コントロールパネルにてチェックできるのも安心できるポイントでしょう。
インボイス制度にも対応しており、請求書の受領時には適格請求書の法的要件を満たしているか簡単に確認できます。電子帳簿保存法にも対応可能です。
ツカエル見積・請求書オンライン
主な機能 | ・請求書や見積書など各種帳票の発行・受領 ・得意先リスト管理 ・商品リスト管理 ・帳票の自動付番 など |
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対応従業員規模 | 小規模〜中小企業 |
初期費用 | 無料 |
月額利用料 | スタンダードプラン:550円 プロプラン:1,100円 ※どちらも税込 |
無料プラン | - |
無料トライアル | ◯ |
提供形態 | クラウド型 |
連携可能なサービス | 要問い合わせ |
サポート体制 | メールによる問い合わせやヘルプページを利用可能 |
運営会社 | 株式会社ジョブカン会計 |
「ツカエル見積・請求書オンライン」は、これまでに160,000ものインストール数を誇るソフトメーカー・株式会社ジョブカン会計が提供する請求書ソフトです。
見積書や納品書、請求書、領収書などの帳票を簡単に作成でき、印影や会社ロゴ、レイアウトやカラーのカスタマイズも行えます。紙の帳票をそのまま使っているかのようなわかりやすさなので、請求業務をはじめて電子化するという企業にもおすすめです。
発行・受領した請求書に関しては、送付済みや請求済み、入金済みといった進捗管理をまとめて行えるため、対応漏れをなくせるのもうれしいポイント。帳票ごとのタグ付けも可能なため、データを取り出したい時もスムーズです。
クロジカ請求管理
主な機能 | ・請求書の1クリック送付 ・請求書の定期発行 ・CSVファイルによる一括作成 ・印鑑付き請求書の作成 ・売上計上の分割 ・入金消込 など |
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対応従業員規模 | 個人事業主〜中小企業 |
初期費用 | 無料 |
月額利用料 | フリー:0円 スタンダード:4,980円 プレミアム:29,800円 ※すべて税抜 |
無料プラン | ◯ |
無料トライアル | - |
提供形態 | クラウド型 |
連携可能なサービス | 要問い合わせ |
サポート体制 | 電話サポートあり(プレミアムプラン) |
運営会社 | TOWN株式会社 |
「クロジカ請求管理」は、TOWN株式会社が提供している請求書ソフトです。シリーズ累計で1,800社・35,000人以上ものユーザー数を誇り、不動産業や製造業、建設業など業種問わず導入されています。
人気の理由は、気軽に請求書を発行できること。1クリックだけで請求書をメール送信でき、わざわざPDF化する必要も、自分でメールへと添付する必要もありません。毎月定期的に発生する請求に関しては、自動発行も可能です。請求書の発行枚数が多い場合、CSVファイルでデータを取り込んで、一括で発行することもできます。
また、毎月の売上に関しても自動で集計され、リアルタイムでモニタリング可能です。売上計上の分割にも対応しているので、按分計算に手間を取られることもないでしょう。
楽楽明細
主な機能 | ・帳票のWebやメール、FAX、郵送などでの発行 ・帳票のカスタマイズ ・承認・申請ワークフロー ・顧客からのファイル返送 ・即時発行/予約発行 ・差し替え/修正発行 ・独自ドメイン運用 ・個別ファイル送信 など |
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対応従業員規模 | 中小企業〜大企業 |
初期費用 | 100,000円(税抜) |
月額利用料 | 25,000円(税抜) |
無料プラン | ◯ |
無料トライアル | 要問い合わせ |
提供形態 | クラウド型 |
連携可能なサービス | API連携により外部システムとも柔軟に連携 |
サポート体制 | 専任のサポート担当による導入支援 問い合わせ対応やサポートサイトなど、導入後の支援も提供 |
運営会社 | 株式会社ラクス |
「楽楽明細」は、株式会社ラクスが提供する請求書ソフトです。2024年の4月時点で、導入企業数は10,000社を突破し、中小企業から大企業まで幅広く導入されています。
多くの企業で導入されている理由は、便利な機能が豊富に搭載されている点です。多くのユーザーの声を反映しながら何度も改善を繰り返し、業務を効率化できる機能を多数搭載してきました。テンプレートによる簡単な帳票作成はもちろん、これまでに使用してきたフォーマットの再現機能、請求書の開封状況チェック機能、申請・承認ワークフローなど、さまざまな機能を利用できます。
また、請求書を発行する側だけでなく、受領する側によってもわかりやすい画面・操作方法となっているため、取引先にも手間をかけない点が魅力です。
専任サポートによるフォロー体制も整っているため、導入時に不安なことも気軽に相談できるでしょう。
freee請求書
主な機能 | ・無料の請求書作成 ・定期請求 ・メール送信/郵送代行 ・ダウンロード履歴の確認 ・入金消込の自動化 ・基幹・販売管理システムと連携 ・会計システムとの連携 ・送付・入金ステータス管理 など |
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対応従業員規模 | 個人事業主〜中小企業 |
初期費用 | 無料 |
月額利用料 | スタンダード:6,730円〜 アドバンス:14,750円〜 |
無料プラン | - |
無料トライアル | 無料デモのみ |
提供形態 | クラウド型 |
連携可能なサービス | 基幹・販売管理システム、会計システム など |
サポート体制 | 電話・チャット・メールによるサポート 導入支援(有償)も利用可能 |
運営会社 | フリー株式会社 |
「freee請求書」は、フリー株式会社が提供する請求書ソフトです。
現在ご利用中の基幹・販売管理システムとでき、PDFファイルやCSVファイルをインポートするだけで、データを反映した請求書を発行できます。発行された請求書はメールか郵送代行にて送付できるので、取引先によって電子・郵送が混在している場合も問題ありません。
また、メールでの請求書送付の場合、請求書がダウンロードされた日時まで確認できるので、確認漏れや未入金などを未然に防止できるでしょう。
銀行口座との連携によって入金明細の取得・消込も自動化できるので、請求管理における手作業を最大限まで削減可能です。
請求管理ロボ
主な機能 | ・請求書電子化 ・SFA/CRM連携 ・請求書の自動発行 ・請求書の自動送付 ・債権管理の自動化 ・入金消込の自動化 ・未入金管理と催促 など |
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対応従業員規模 | 中小企業〜大企業 |
初期費用 | 要問い合わせ |
月額利用料 | 要問い合わせ |
無料プラン | - |
無料トライアル | 要問い合わせ |
提供形態 | クラウド型 |
連携可能なサービス | kintone Salesforce freee会計 弥生会計 マネーフォワードクラウド会計 など |
サポート体制 | 導入時の伴走型の支援 運用中の電話やメールによるサポート |
運営会社 | 株式会社ROBOT PAYMENT |
「請求管理ロボ」は、株式会社ROBOT PAYMENTが提供する請求書ソフトです。これまでに700社以上で導入されており、1ヶ月当たり10万件以上もの請求書を発行しています。
他の請求書ソフトと異なる魅力は、サブスクビジネスを得意としている点です。はじめに新規顧客分の請求情報を登録するだけで、受注処理時に契約期間に則った請求予約データが作成されます。その後、請求書の発行や送付処理は自動で行われるため、請求書の発行数が多い場合も工数を大幅にカットできます。
もしも未入金があった場合には、未入金額も含めた請求書を自動で発行するため、料金の回収漏れが発生することもありません。
サブスクビジネスを展開しており、「毎月の請求・入金管理が負担となっている」とお悩みの企業におすすめのソフトです。
請求書ソフトとは簡単に見積書や請求書等を作成するソフト
請求書ソフトとは、見積書や請求書などを簡単に作成できるソフトです。請求書発行だけでなく、業務効率化を叶えるさまざまな機能が搭載されています。
請求ソフトで利用できる主な機能は、次の通りです。
請求書作成に関する機能
- テンプレートを使用した請求書作成
- レイアウト変更・カスタマイズ
- CSVファイルを使用した一括請求書作成
- 会計ソフトやSFAなどと連携した自動請求書作成
請求書の送付・発行に関する機能
- メールでのPDFファイル送信
- 郵送代行サービス
- FAX送信
- 請求書の定期自動発行
請求書の管理・追跡に関する機能
- 取引先情報の一元管理
- 請求書の開封・閲覧状況追跡
- 入金確認・消込
その他の機能
- 見積書、納品書、領収書などその他の帳票作成
- 申請・承認ワークフロー
- セキュリティ機能
- 会計ソフトとのデータ連携
上記の機能によって、煩雑な請求書管理やその周辺業務を効率化できます。
インボイス制度・電子帳簿保存法にほぼすべてのソフトが対応
請求書ソフトは、その多くがインボイス制度や電子帳簿保存法に対応しています。
インボイス制度とは、令和5年(2023年)10月1日より施行された新たな制度のこと。事業者が正確に消費税を納めるために始まった制度で、買手(発注者)は売手(受注者)からインボイスを発行してもらい、適切に管理することが求められています(※1)。
電子帳簿保存法は、「税法上保存等が必要な「帳簿」や「領収書・請求書・決算書など(国税関係書類)」を、紙ではなく電子データで保存することに関する制度(※2)」です。
どちらの制度に関しても、細かな規定・ルールが設けられていますが、請求書ソフトがあればスムーズに管理できます。
法令遵守を徹底するためにも、請求書ソフトは重要なツールです。
※1出典:インボイス制度について|国税庁
※2 出典:「電子帳簿保存法の内容が改正されました 〜令和5年度税制改正による電子帳簿等保存制度の見直しの概要〜」|国税庁
請求書ソフトの選び方!重要な選定ポイント4選
請求書ソフトを選ぶ際は、次の4つのポイントを押さえておきましょう。
- 自社の業界や業務形態に合った請求書作成ソフトか
- インボイスや改正電子帳簿保存法へ対応しているか
- すでに利用中の会計ソフトと連携できると便利
- 顧客情報を守るセキュリティ機能が十分か確認する
自社の業界や業務形態に合った請求書ソフトか
請求書ソフトを導入する際は、自社の業界・業務形態に合っているものを選びましょう。
例えば、コンサルティング業務、製造請負サービス、アウトソーシングサービスなどを提供している事業者の場合、案件単位で請求書を発行・管理する必要があります。
- 請求書ごとに案件番号を付与できる
- 案件番号で検索できる
- 複数の案件を集計できる
上記のような機能が必要となるでしょう。
一方、同じ顧客に継続して請求書を発行している場合、次の機能が求められます。
- 顧客ごとに定型化された請求書テンプレートを作成できる
- 請求書を定期で自動発行する
請求書ソフトと言っても、各製品で利用できる機能は異なります。自社に合った機能があるのか、前もって確認しておきましょう。
クラウド型かインストール型かの導入形態で選ぶ
請求書ソフトは、クラウド型とインストール型の2種類があります。
クラウド型の特徴は以下の通りです。
- クラウド上(=インターネット上)で利用する
- クラウド上でデータを管理できる
- ネット環境さえあればどこでも利用できる
- 自動でアップデートされる
- 月額あるいは年額の利用料がかかるのが一般的
一方、インストール型の特徴は次の通りです。
- PCにソフトをインストールして利用する
- インターネット回線なしで利用できる
- セキュリティが高い
- アップデートやバックアップは手動
- 基本的には買い切りタイプ
気軽に導入できる、テレワーク中でも使える請求書ソフトをお探しの場合、クラウド型がおすすめです。一方、オフライン状態で使えるソフトがいい場合や、クラウド型のセキュリティ面が気になる場合はインストール型が適しています。
自社で使いたいと思うテンプレートが充実しているか
自社に合った請求書ソフトを選ぶには、使いたいテンプレートが充実しているか確認しましょう。
テンプレートの種類が豊富な請求書ソフトであれば、取引先ごとに求められるフォーマットが異なっても対応できます。
テンプレートが充実しているだけでなく、カスタマイズ機能も搭載されていれば、より自社のブランドイメージに合った請求書を作成できるでしょう。
インボイスや改正電子帳簿保存法へ対応しているか
多くの請求書ソフトは、インボイス制度や改正電子帳簿保存法へ対応しています。しかし、製品によっては対応していないこともあるため注意が必要です。
インボイス制度に対応した請求書ソフトの中には、受領した請求書がインボイス(=適格請求書)の要件を満たしているか、自動で判断できるものもあります。より業務を効率化したい場合には、どこまで自動化できるのかも確認しましょう。
また、改正電子帳簿保存法への対応可否は、「電子帳簿ソフト法的要件認証制度」によって認証を得ているか確認してください。この認証を得ているソフトであれば、法的要件を満たした電子帳簿の発行・管理が可能です。
電子帳簿保存法に未対応の請求書ソフトの場合、法的要件を満たしているか一枚ずつチェックしなければなりません。効率的に管理するためにも、認証の有無は確認しておきましょう。
すでに利用中の会計ソフトと連携できると便利
請求書ソフトを選ぶ際は、すでに社内で利用中の会計ソフトと連携できるものを選ぶと、より業務を効率化できます。
CSVファイルなどのインポート・エクスポートによってデータを連携できるものもおすすめですが、さらに便利さを求めたいならAPI連携が可能な製品がベストです。
API連携とは、API(Application Programming Interface)を使用し、システム間の機能やデータなどを自動で連携させる仕組みを指します。
請求書ソフトと会計ソフトでAPI連携ができれば、請求書データが会計ソフトへと自動で取り込まれるため、転記ミスや重複入力などもありません。わざわざファイルを出力して取り込む手間もなくなり、会計処理をスムーズに行えます。
API連携が可能かどうかは各製品によって異なるため、連携できるシステムや連携の方法については前もって確認しておきましょう。
顧客情報を守るセキュリティ機能が十分か確認する
請求書ソフトでは、取引先に関連する多くの情報を扱うこととなります。そのため、顧客情報を守るためのセキュリティ機能が欠かせません。
まず確認しておきたいのが、データやファイルが暗号化されるかといった点です。SSL暗号化など、データの受送信時に暗号化技術が利用されるものを選びましょう。これにより、通信内容の漏えいや改ざん、第三者によるなりすましなども防止できます。
また、不正アクセスを防ぐためには、2段階認証、シングルサインオン(SSO)、多要素認証(MFA)など、ログイン時のアクセス制御機能も必要です。
その他にも、アクセスログ・操作ログの管理機能はあるか、セキュリティアップデートは定期的に実施されるか、システムは24時間365日運用監視されているかなど、セキュリティについて多角的に確認しておきましょう。
国際規格である「情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)」の認証を得ているのかどうかも、事前にチェックしておくと安心です。
請求書ソフトの導入をおすすめする企業は?メリット4選
請求書ソフトを導入しようかお悩みの場合、次の4点に該当するか確認してみましょう。もしも該当する場合は、請求書ソフトの導入をおすすめします。
- 人手不足で経理業務の人員確保に課題を抱える企業
- 人為的ミスを防止し対外的な信頼度を上げたい企業
- ペーパーレス化で業務コストを見直し経費削減したい企業
- テレワークや場所を選ばない柔軟な働き方を実現したい企業
人手不足で経理業務の人員確保に課題を抱える企業
小規模・中小企業などの場合、慢性的な人手不足が続き、経理業務の人員を十分に確保できないこともあります。
その場合、担当者への負担が膨らむばかりで、会計処理をスムーズに行うことができません。一人の負担が多ければ多いほど、業務過多による対応漏れやミスのリスクも増えてしまいます。
しかし、新たに経理担当を採用するのも難しいもの。採用にかかるコスト、採用後にかかる人件費を考えると、なかなか人員を増やせないと悩む企業は多いでしょう。
一方で請求書ソフトを導入すれば、請求書管理を効率化でき、担当者の負担が軽減されます。利用料金は、クラウド型の場合で月額数千円〜数万円とリーズナブルなため、経理担当を採用するより大幅にコストダウンが可能です。
人員を十分に確保できずお悩みの場合、請求書ソフトの活用は欠かせません。
社員の能力によって正確性やスピードにばらつきがある
請求書管理をエクセルやスプレッドシートなどで行っている場合、社員によって正確性、スピードなどにばらつきが生じることも少なくありません。
しかし、担当者ごとで精度に差が出てしまうと、ダブルチェックに手間がかかってしまいます。また、スキルの高い担当者の負担が増え、業務の属人化へつながりかねません。
その場合、請求書ソフトを導入することによって、請求書管理業務を標準化することが効果的です。システムを導入することにより、自動化できる点、省略できる点などが増え、担当者の能力によって成果に差が出ません。
請求書の発行や管理がこれまでよりも簡単に行えるため、会計処理全体の生産性アップにもつながります。
経営者や社員のリソースをコア事業に集中させたい
小規模な企業の場合、限られたリソースの中で各業務に対応しなければなりません。そのため、「売上につながるコア業務に集中したくても、請求書管理や経費精算といった事務作業にばかり時間を取られている」とお悩みの企業も多いでしょう。
一方で請求書ソフトを導入すれば、面倒な請求書業務をシステム化でき、必要なリソースを削減できます。製品によっては、見積書や納品書、領収書などさまざまな帳票を一元管理でき、煩雑な事務作業をまとめて効率化可能です。
毎月発生するルーティンワークをある程度自動化できることで、より重要なコア業務へと十分なリソースを割けるでしょう。
人為的ミスを防止し対外的な信頼度を上げたい企業
請求書ソフトは、人為的ミスを徹底的に防止し、取引先からの信頼を獲得したい企業にもおすすめのツールです。
請求書の発行や管理をエクセルやスプレッドシートなどで行っている場合、業務を自動化できないことから、人為的ミスのリスクが高まります。請求書の金額や担当者名、取引内容、税表示(内税・外税)などに誤りが生じている場合、速やかに再発行しなければなりません。
しかし、何度もミスや再発行を繰り返していると、経理業務の負担が増えるだけでなく、取引先からの信頼を失ってしまいます。
「経理管理が杜撰な企業」という印象を抱かせてしまったり、長期的なパートナーシップを維持できなくなったりなど、大事な顧客を失うことも考えられるでしょう。
そのようなリスクを避けるためには、請求書ソフトによる業務の効率化が効果的です。システム上でデータを管理できるため、顧客情報を登録しておけば宛名や担当者名のミスもありません。
定期的な請求内容は、毎月の自動発行が可能な場合もあります。テンプレートを使用すれば、少しの変更だけですぐに請求書を発行可能です。
請求書業務におけるミスを減らしたい場合、請求書ソフトによる作業の効率化は必須と言えます。
請求書の適切な管理体制を構築し紛失リスクも低減
「毎月発行・受領する請求書をきちんと管理できていない」「保管先が統一されておらず、過去の請求書を取り出すのに手間がかかる」などとお悩みの場合も、請求書ソフトがおすすめです。
請求書ソフトを導入しておらず、請求書関連のデータを一元管理できていない場合、情報の検索性が乏しくなってしまいます。
そのため、これまでに発行・受領した請求について参照したくても、必要な請求書がなかなか見つからないこともあるでしょう。しかし、杜撰な管理を続けていれば、支払い漏れによるトラブルにもつながりかねません。
一方、請求書ソフトを導入しておけば、クラウド上やソフト上で請求書を管理でき、取引先名や金額などを入力すればすぐに欲しいデータを取り出せます。
請求書の発行状況や支払い状況についても把握できるため、管理不足による対応漏れも防止可能です。
ペーパーレス化で業務コストを見直し経費削減したい企業
「紙の請求書から卒業したい」「ペーパーレス化を進めて業務コストを見直したい」とお悩みの場合も、請求書ソフトがおすすめです。
エクセルで請求書を作成し、印刷して、封入して郵送するというステップを踏んでいると、業務コストがかさむだけでなく、印刷費や郵送費なども膨らんでしまいます。とくに取引先が多い企業の場合、その負担は甚大です。
一方、請求書ソフトを導入すれば、請求書を電子化できるため、印刷や封入の手間がかかりません。なかには、請求書の郵送代行に対応している請求書ソフトもあるため、電子データでのやり取りが難しい顧客がいる場合も助かります。
テレワークや場所を選ばない柔軟な働き方を実現したい企業
テレワークの導入、場所を選ばない柔軟な働き方を実現したい場合、クラウド型の請求書ソフトがおすすめです。
クラウド型の請求書ソフトは、インターネットに接続できる環境であればいつでもどこでも使用できます。
そのため、オフィスでの使用はもちろん、商談先への移動中、自宅でのテレワーク中、ワーケーション中など、使用する場所は問いません。柔軟な働き方を叶えたい場合、クラウド型の選択をおすすめします。
また、クラウド型の請求書ソフトであれば、請求書の承認・申請ワークフローもシステム化可能です。これにより、オフィスにいない時でも気軽に申請・承認に対応できます。
担当者不在によってワークフローが滞ることがないため、よりスピード感をもって請求業務を進められるでしょう。
請求書ソフトの導入でよくある質問に回答
最後に、請求書ソフトの導入に関するよくある質問へ解答します。
請求書ソフトの導入についてお悩みの方や、どのようなソフトを導入するべきかお困りの方は、ぜひ参考にしてください。
買い切り・インストール型とクラウド型はどちらを選べばいい?
買い切りで使えるインストール型がいいのか、あるいは月額・年額料金を支払うクラウド型がいいのかは、それぞれの会社のニーズによって異なります。
インストール型の場合、買い切り型なのでランニングコストがかからず、インターネット環境がなくても使用可能です。そのため、セキュリティ面にも優れています。使用するPCが限られている小規模事業者、個人事業主などの場合、インストール型でも問題なく利用できるでしょう。
しかし、機能のアップデートやセキュリティアップデートが自動で行われるわけではないため注意が必要です。
クラウド型は、インターネットへつながる環境であればいつでもどこでも使用でき、PCだけでなくタブレットやスマートフォンからも使えます。機能のアップデートやセキュリティアップデートも自動で行われるため、法改正への対応も問題ありません。また、複数人での同時作業が可能な点も便利です。
一方、毎月・毎年のランニングコストが発生するため、インストール型よりもコストはかさんでしまいます。しかし、毎月数千円〜数万円ほどと、費用はそこまで高くありません。
インストール型とクラウド型でお悩みの場合は、まず自社のニーズを明らかにしてから検討してみましょう。
個人事業主や中小企業はどのソフトがおすすめですか?
個人事業主や中小企業の場合、予算が限られることから、次にあげるようなリーズナブルな請求書ソフトがおすすめです。
ジョブマネ
請求書発行のみならず、グループウェアとしての機能や顧客管理、工程管理など多数の機能をそなえながらも、リーズナブルに利用できます。
マネーフォワード クラウド請求書
月額料金が個人事業主で900円〜、法人の場合は2,980円〜と安く、個人事業主や予算の限られる中小企業でも導入しやすいと考えられます。テンプレート数が豊富で、リソースの限られる小規模事業者もスムーズに請求書発行が可能です。
Misoca
月10通までの無料プランが用意されているほか、有料プランも年額で8,800円〜と非常にリーズナブルな請求書ソフトです。1年間にわたってじっくり無料トライアルが可能なので、請求書ソフト選びで失敗したくない方にもおすすめです。
クロジカ請求管理
ユーザー数や顧客数は限られていますが、無料で使えるプランが用意されています。無料でありながらも、請求書や見積書の作成・メール送信のほか、入金消込や売上集計も可能です。
上記以外にも、個人事業主・中小企業におすすめの請求書ソフトは多数あるため、気になる製品をいくつかピックアップし比較してみてください。
無料で使える請求書ソフトでも大丈夫でしょうか?
無料で使える請求書ソフトであっても、問題なく使用することが可能です。「請求書ソフトを導入したいものの、ランニングコストを抑えたい」とお悩みの個人事業主や中小企業にとっては、無料で使える請求書ソフトがとくにおすすめです。
しかし無料で使える請求書ソフトの中には、ユーザー数、発行できる請求書の枚数などに、制限が設けられていることもあります。そのため、毎月の発行枚数が多い場合や、ユーザー数が多い企業には、有料の請求書ソフトの方が適しているでしょう。