【初心者向け】クラウドサービスとは?意味や導入メリット・デメリットなどを解説! | ジョブマネ

最終更新日 2022.03.30

【初心者向け】クラウドサービスとは?意味や導入メリット・デメリットなどを解説!

グループウェアを活用したテレワーク推進に業務効率化ガイド

今では多くの企業が利用している「クラウドサービス」。しかし、そもそも「クラウド」とはどのようなものを意味するのか、明確に理解できていないという方も少なくないでしょう。

そこで本記事では、クラウドの意味や誕生した背景、クラウドサービスを導入するメリット・デメリットなどを中心に解説します。

IT初心者の方や、まだクラウドサービスを導入していないという担当者の方は、ぜひ参考にしてください。

 

記事の内容

1.クラウドとはどういう意味?


まずは、「クラウド」の概要について理解していきましょう。 

クラウド(クラウド・コンピューティング)の概要

「クラウド」または「クラウド・コンピューティング」とは、利用者がサーバーやソフトウェアなどを持っていなくても、インターネット上でサービスを利用できる仕組みのことです。さらに、この仕組みを活用して提供されるサービスを「クラウドサービス」と呼びます。

クラウドサービスを利用する場合、パソコンにソフトウェアをインストールしたり、ハードウェアを購入したりする必要がありません。

総務省の「令和3年版情報通信白書―企業におけるクラウドサービスの利用動向」によると、クラウドサービスを利用している企業の割合は68.7%で、年々増加傾向にあることがわかります。

また、クラウドサービスについて「非常に効果があった」または「ある程度効果があった」と回答している企業の割合は約9割にのぼり、多くの企業がクラウドサービスの効果を実感しているといえるでしょう。

なぜ「クラウド(雲)」と呼ばれるのか

ご存知のとおり、英語の「クラウド(cloud)」を直訳すると「雲」という意味になります。ではなぜ、前述した仕組みを「クラウド」と呼ぶようになったのかについては、諸説あります。

よく聞くものとして、「インターネットの向こう側の(まるで雲の向こう側のような)サービスを利用することから」「技術者がクラウドを説明する際に、雲のイラストを使用していたから」といったものが挙げられます。

参考:令和3年版情報通信白書|総務省(P.313〜) 

参考:クラウドサービスとは?|総務省

 

2.クラウドが生まれた背景


クラウドが普及し始めたのは2006年頃のことですが、クラウドが誕生するまでにはさまざまな経緯がありました。その経緯を簡単にご説明します。 

コンピューターの価格が下がりつつあった1990年代、企業は一人一台の端末を導入するようになりました。1990年代後半にはネットワークの速度も改善され、コンピューターの利用台数はさらに増加していきます。その結果、データやアプリケーションをすべての端末に配布できなくなってしまいます。

そこで、サーバーにアクセスしてアプリケーションやデータを利用する「Webブラウザ」が一般的になりました。ところが今度は、サービスの増加にともないサーバーが乱立し、管理・統合の課題が新たに生じたのです。

クラウドは、この課題を解決するために生まれたものです。クラウドを利用すれば、サーバーを個別に設置・管理しなくても、インターネットを通じてサービスを利用できるというメリットがあり、普及につながりました。

 

3.クラウドサービスの分類


クラウドサービスの代表的な種類は、「SaaS」「PaaS」「HaaS/IaaS」の3つです。

それぞれについて以下で確認していきましょう。

・SaaS(Software as a Service)

「SaaS(サース)」とは、パッケージ製品として販売されていたソフトウェアを、インターネット上で利用できるようにしたサービスのことです。以前は「ASP(Application Service Provider)」などと呼ばれていました。私たちが普段利用しているインターネット上のサービスの多くは、このSaaSであると考えてよいでしょう。

・PaaS(Platform as a Service)

「PaaS(パース)」とは、ソフトウェアが稼働するのに必要なプラットフォーム(開発環境)を、インターネット上で利用できるようにしたサービスのことです。

・HaaS(Hardware as a Service)/IaaS(Infrastructure as a Service)

「HaaS(ハース)」または「IaaS(イアース)」とは、サーバーや記憶装置などのインフラ機能を、インターネット上で利用できるようにしたサービスのことです。

 

4.クラウドサービスを導入するメリット・デメリット


クラウドサービスを導入するメリットとデメリットは、次のとおりです。

<メリット>
・インターネット環境さえあれば、いつでもどこでもサービスを利用できる
・初期費用や維持管理費用を抑えられる
・システムを一から構築する必要がない

<デメリット>
・対策をとっていないとセキュリティ面に不安が残る
・自由にカスタマイズするのは難しい
・サービスが終了するリスクがある

以下で詳しく解説していきます。

クラウドサービスを導入するメリット

・インターネット環境さえあれば、いつでもどこでもサービスを利用できる
クラウドサービスを導入していれば、外回り中に利用したり、テレワーク中に利用したりと、時間や場所を選ばず使用できます。また、スマートフォンやタブレットなどのデバイスからも、オフィスにいるのと同じように業務を進められます。

今後、働き方の多様化がますます進むなかで、クラウドサービスは欠かせないものとなるでしょう。

・初期費用や維持管理費用を抑えられる
これまで、新たなサービスを利用するにはサーバーへソフトウェアをインストールする必要があり、サーバーそのものやソフトウェアの導入・運用にコストがかかっていました。クラウドなら、サーバーやソフトウェアを購入する必要も、自社でメンテナンスをする必要もないため、コストを抑えられるメリットがあります。

・システムを一から構築する必要がない
自社で一からシステムを構築するには、時間も人的コストもかかるでしょう。クラウドサービスなら時間や労力をかけず、申し込み後すぐに運用につなげることが可能です。専門知識がなくても問題ないため、導入ハードルはとても低いといえます。

クラウドサービスを導入するデメリット

・対策をとっていないとセキュリティ面に不安が残る
インターネット上のサービスは、サイバー攻撃の標的になるなど、セキュリティ面でのリスクはゼロではありません。基本的には、サービスを提供する事業者が最新のセキュリティ対策をとっていますが、社内でもID・パスワードのルールを決めたり、重要なデータへのアクセス権限を設定したりといった対策が求められます。

・自由にカスタマイズするのは難しい
自社でシステムを構築する場合は自由にカスタマイズできるものの、クラウドサービスは複数の企業で共有されるため、カスタマイズは困難です。ただし、一定のカスタマイズが可能なサービスも登場しているため、カスタマイズの要・不要を検討したうえで、必要に応じてカスタマイズ可能なサービスを導入するとよいでしょう。

・サービスが終了するリスクがある
クラウドサービスを提供する事業者の都合で、サービス内容が変更・縮小、またはサービス自体が終了してしまう可能性があります。永久に利用できるわけではないことを念頭に、サービスが終了してしまった場合の対処法をあらかじめ決めておくことが大切です。

 

5クラウド化に向いている業務


では実際にどういう業務がクラウド化に向いているのかご紹介します。

工数管理

工数管理は「業務の完了までにかかる(かかった)時間」×「業務に必要な(要した)人数」という計算式で算出されるもので、プロジェクトの遂行に必要な業務量のことを表します。

工数管理ツールをクラウド化することで、作業者がテレワークなど社外で業務をされていてもきっちりとプロジェクト遂行のための業務量を確認することができます。

案件管理

「案件管理」とは、受注した案件について、損益や進捗状況などの情報を適切に管理することをいいます。案件に関する一連の情報を把握しておくことは、組織として効率的な稼働を目指すうえで欠かせません。

案件の情報共有をリアルタイムに行うには案件管理ツールのクラウド化は必須です。

見積管理

見積管理ツールをクラウド化するメリットとしては、誰がどの顧客にどういう内容でいくら金額を提示したのか共有できる点です。

また、他の営業メンバーが作成した見積書を利用したい場合はコピーの機能が備わっていることが多く、見積書作成の手間も軽減されます。

商談管理

商談を受注へ導くためには、商談の状況をリアルタイムで管理し、受注のために必要な人や情報などを準備することです。

そのためには商談管理ツールをクラウド化させ、関係者へリアルタイムな情報共有が重要になります。

顧客管理

ビジネスを成功させるためには適切な「顧客管理」が欠かせません。日々顧客と接する中で得る情報は属人化させずに、なるべく多くの関係者と共有するのが望ましいでしょう。

そのために顧客管理システムをクラウド化することは現在の顧客管理の定石となっています。

6.【企業向け】クラウドサービスの例


最後に、企業向けのクラウドサービスにはどのようなものがあるか、一例をご紹介します。

グループウェア

グループウェアとは、効率的な業務の遂行に必要な機能が搭載されたシステムのことです。
スケジュール管理やタスク(ToDo)管理、ワークフローなどのさまざまな機能をクラウド上に集約することで、組織内の円滑なコミュニケーションや、リアルタイムでの情報共有が可能になります。

勤怠管理システム

勤怠管理システムとは、従業員の出退勤時間や残業時間、欠勤などの管理を行なうシステムのことです。
タイムカードなどで勤怠管理をしている場合でも、勤怠管理システムを使って、そのデータをクラウド上に保存・集計するという方法もあります。

社内SNS

社内SNSとは、その名のとおり社内限定で使用するSNSのことです。
クラウド型の社内SNSなら、共有した情報をクラウド上に蓄積できるため、従業員・部門間の連携強化などに活かせるでしょう。

採用管理システム

採用管理システムとは、企業の採用活動に必要な機能が搭載されたシステムのことです。
クラウド型の採用管理システムなら、応募者の情報をいつでもどこでもリアルタイムで確認できるうえ、選考状況をはじめとする各情報も共有しやすくなります。

 

7.まとめ


今回は、初心者の方へ向けて、クラウド/クラウドサービスについての基礎知識を解説しました。
あらためて、記事のポイントを振り返ってみましょう。

・「クラウド(クラウド・コンピューティング)」とは、利用者がサーバーやソフトウェアなどを持っていなくても、インターネット上でサービスを利用できる仕組みのこと
→この仕組みを活用して提供されるサービスを「クラウドサービス」と呼ぶ

・クラウドを利用すれば、サーバーを個別に設置・管理しなくても、インターネットを通じてサービスを利用できる

・クラウドサービスには、いつでもどこでもサービスを利用できたり、初期費用や維持管理費用を抑えられたりするメリットがある

初めてクラウドサービスを導入するなら、クラウド型オールインワンツールの「ジョブマネ」がおすすめです。特に、利用者が30名未満の中小企業や部門単位でのご利用に適しています。

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著者:松田
新卒で都内の営業支援会社にて新規開拓営業に従事し、大企業向けにwebチャットツールの提案営業を行う。
沖縄に帰郷後、salesforceの代理店にて中小企業向けの業務改善に従事。
現在は自社開発業務改善ツール「ジョブマネ」のwebマーケティングに従事し、少しでも多くの中小・零細企業の業務改善ができるよう日々奮闘中。

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